【2022年版】実はお得な「Microsoft365」永続版のOfficeと何が違う?【徹底比較】

「Microsoft Office」にはサブスク型の「Microsoft365(マイクロソフト365 旧:Office365)」と買い切り永続版の「Microsoft Office 2021(現在の最新バージョン)」2種類あります。

多くのユーザーはこう思っていることでしょう。

いや、Microsoft365高すぎ!!

Microsoft365には色々な付加価値が付いていてメリットも十分にあるのですが、まず金額の高さと課金制というところが多くのユーザーにとって受け付けない要素ではないでしょうか。

そこで今回は、サブスクの「Microsoft365」と永続版の「Microsoft Office 2021」、一体何が違うのかをまとめていきたいと思います!

【2022年版】「Microsoft365」と「Microsoft Office 2021」の金額について

Officeの金額について

サブスク | 「Microsoft365 Apps for Business(一般法人向けプラン)」 年額:11,880円(税込)

永続版 | 「Microsoft Office Home & Business 2021」 金額:38,284円(税込)

「Microsoft365」は個人向け・法人向けとあり、法人向けはまたプランが複数あり単純な比較は難しいですが、一般的な「Word、Excel、Outlook、PowerPoint」が利用できる「Microsoft365 Apps for Business」を比較対象としています。

初期費用はサブスクの「Microsoft365」の方が圧倒的に安いですが、3年以上使用する場合は永続版の方がお得になってきます。

3年というのは絶妙な年数で、3年経過したら大体次のバージョンのOfficeが登場します。

そのため、3年ごとにOfficeを買い替える方にとってはサブスクの「Microsoft365」を契約する方がお得です。

「Microsoft365」は急に値上げする可能性もある

金額の話でさらにネガティブな情報をあげるとすると、「Microsoft365」は常にアップデートして品質向上に務めているため、さらなる価値向上のために値上げする可能性があります。

実際、2022年3月1日に「法人向けのMicrosoft365」を価格改定するとマイクロソフトが発表しています。

■ 2022年3月1日Microsoft365価格改定(日本市場の価格がどうなるかは未定)

「Microsoft 365 Business Basic」月額5ドル → 6ドル

「Microsoft 365 Business Premium」月額20ドル → 22ドル

「Office 365 E1」月額8ドル → 10ドル

「Office 365 E3」月額20ドル → 23ドル

「Office 365 E5」月額35ドル → 38ドル

「Microsoft 365 E3」月額32ドル → 36ドル

参考:マイクロソフト公式サイトhttps://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-365/blog/2021/08/19/new-pricing-for-microsoft-365/

全体的に1ドル~2ドル程度の値上げですが、月額換算なので年間にするとけっこう響いてきます。

企業でよく採用される「Microsoft365 Apps for Business」「Microsoft365 Business Standard」は価格改定対象外なのが救いですね。

そのため、「Microsoft365」を導入する際は値上げする可能性も含めて予算を計上する必要が出てきます。その分品質向上することは間違いないので、アップデート費用だと割り切る方がいいです。

永続版のOfficeでは使えない機能がある。機能をフルで使えるのは「Microsoft365」だけ

意外と知られていない違いとして、永続版のOfficeでは使えない機能があります。

使えない機能というより、「Microsoft365」で追加された機能というのが正しい表現でしょうか。

「Microsoft365」でしか使えない機能の一例

【Word、Outlook】文章作成をAIがアシストしてくれる「Microsoft エディター

【PowerPoint】デザインのテンプレートをAIが考えてくれる「デザインアイデア

【Office全般】様々なアイコンや画像を無料で利用できる「ストック画像

特にPowerPointの「デザインアイデア」は非常に優秀な機能で、一度使ったら「デザインアイデア」がない永続版には戻れないほどです。

資料作成時にいい感じの画像やアイコンがなくてフリー素材を探している方には「ストック画像」機能もオススメです。

Microsoft365は「Access」「Publisher」が利用できる

永続版のOfficeには「Access(アクセス)」と「Publisher(パブリッシャ―)」が含まれていません。

データベースを作成できる「Access」は今でも企業で利用されていますが、Accessのデータを実行するだけならランタイム版が無料で公開されているためアプリ版はそこまで必要ないという方も多いと思います。

「Publisher」はあまり馴染みがない方が多いと思いますが、名刺やハガキ、カタログなどを作成できるアプリです。PowerPointでも似たようなことはできますが、Publisherはより専門的に特化しています。

今までPowerPointでチラシやカタログなどを作成していた方にとってはオススメのソフトです。

「Microsoft365」は常に最新版にアップデートする。永続版のOfficeはバージョンは上がらない

よく「Microsoft365」のメリットとして挙げられているのが「常に最新のOfficeを利用できる」ことです。

これにはそこまで魅力を感じない方が多いのではないでしょうか。

実際、筆者の周りでは「今のOfficeで事足りている」という意見をよく耳にします。

多くのユーザーはOfficeの機能を使いこなせているわけではなく、簡単な表計算や資料作成のみにOfficeを利用しているのだと思います。

逆にアップデートによって不具合が起きたり、今までとメニューの位置が変わったり細かい部分が変更されたりすると仕事に支障が出る、ストレスになるという意見もあります。

「Microsoft365」は1TBのクラウドストレージ「OneDrive for Business」が付いてくる

永続版との大きな違いとして、「Microsoft365」には1ユーザーあたり1TBのクラウドストレージ「OneDrive for Business」が付いてきます。

1TBもあると、外付けのHDDが常に繋がっているような状態です。

筆者は写真や資料などすべて「OneDrive for Business」に放り込んでいます。

設定してあげれば「OneDrive for Business」内のファイルを同期して、ローカルフォルダのように利用できるためクラウドストレージ特有のファイルをダウンロードする時間がなくなります。

Officeが利用できて1TBのクラウドストレージも付いてくると考えれば「Microsoft365」のお得感は増すのではないでしょうか。

「Microsoft365 Business Standard」以上ならクラウドのファイルサーバーとして「SharePoint Online」も利用できる

「Microsoft365 Business Standard」以上のプランであれば、「SharePoint Online」が利用できます。

「OneDrive for Business」は個人用のストレージですが、「SharePoint Online」は複数人で共有できる「OneDrive」のようなものです。

ストレージはOneDriveと同じく1TBです。1TBの容量を社内全体で共有する形です。

「SharePoint Online」を利用すれば、社内のファイルサーバーに保存していたデータをクラウドに移行して、どこからでも共有ファイルにアクセスすることが可能になります。

プランによってはWEB会議ツール「Microsoft Teams」も利用可能

「Microsoft365 Business Standard」以上のプランであれば、「Microsoft Teams(マイクロソフトチームス)」が利用可能です。「Teams」も永続版のOfficeには含まれておらず、「Microsoft365」限定です。

「Teams」はZoomのようにWEB会議ができたり、社内外のメンバーとチャットでコミュニケーションが取れたり、プロジェクト毎にメンバーを管理して資料の共有ができる便利なアプリです。

無料版のTeamsとの違いは、「60分の会議制限時間が最長30時間に」「1つの会議の参加者数が100人から300人に」「ウェビナーの開催(Microsoft365 Business Standard以上限定)」です。

慣れるまでは少し使いにくい印象がある「Teams」ですが、WEB会議とチャットとプロジェクトのファイル共有を一つにまとめられるので慣れると非常に便利です。

永続版のOfficeはライセンス認証に限度がある。複数台の端末で利用する場合はMicrosoft365が有利

永続版のOfficeはライセンスが1ユーザー2台までとなっています。

2台までは問題なくライセンス認証が通りますが、それ以降はライセンス認証の限度を超えてしまい、マイクロソフトのサポートに電話連絡して事情を説明する必要があります。

これは意外に面倒です。

例えばパソコンが壊れたり新しく買い替えた場合、再度Officeをインストールすることになりますが、ライセンス認証の限度を超えているといちいちサポートに連絡しなくてはいけません。

その点「Microsoft365」は1ユーザーあたり最大5台までの端末にインストールできて、ライセンス認証も自分で解除できるため管理が圧倒的に楽です。

オフライン環境で使用したい場合は永続版一択

「Microsoft365」は毎日ライセンスの状態を確認しています。30日以上オフラインの状態が続くと、「機能制限モード」になりOfficeの使用が制限されてしまいます。

どうしてもインターネットに接続できない環境で利用したい場合は、永続版のOfficeを利用しましょう。

今回のまとめ

以上がサブスク「Microsoft365」と永続版「Office 2021」の主な違いです。

かなりの違いがあるので、単純な料金での比較は難しいというか、ほとんど意味を成していないことが分かりますね。

そのため、1TBのクラウドストレージ「OneDrive for Business」、WEB会議ツール「Teams」、社内で共有できるクラウドファイルサーバー「SharePoint Online」このどれかがいいな!と思った方は「Microsoft365」を検討してみてはいかがでしょうか。

それでは、また次の記事でお会いしましょうー!

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