【2022年版】「Microsoft 365」法人向けと個人向けは何が違う?【徹底比較まとめ】

常に最新版のOfficeが利用できるサブスク「Microsoft 365(マイクロソフト365)」には、法人向けのプランと個人・家庭用のプランが存在します。

個人で利用するから個人向けを選ぶのが本当にいいのか、法人であればどんなプランを選ぶべきなのかなど、そもそも法人向けと個人向けに違いはあるのか?

そういった悩みを抱えている方のために、今回は両方のプランを比較して一体何が違うのかを徹底的にまとめていきたいと思います。

最後に用途別のオススメプランを紹介するので、最後までお付き合いいただければ嬉しいです!

それでは行きましょ~!

「Microsoft 365」とは?昔は名前が違った?

「Microsoft 365(マイクロソフト365)」は、「Word、Excel、Outlook、PowerPoint」といった代表的なOffice製品を常に最新の状態で利用できるサブスクリプション形式のサービスです。

Office製品だけでなく、1TBのクラウドストレージ「OneDrive for Business(ワンドライブフォービジネス)」が付属したり、プランによってはWEB会議ツール「Microsoft Teams(マイクロソフトチームス)」も付いてくるなど、様々な付加価値が用意されているのが特徴です。

以前は「Office 365(オフィス365)」という名称でしたが、2020年4月22日に「Microsoft365」に改名しました。

【金額はどっちが安い?】個人向けプランと法人向けプランの比較

個人向けと法人向けで、どんなプランがあり金額はどれくらい違うのか?まとめてみました。

個人向けプラン

Microsoft 365 Personal (旧:Office 365 solo)

月間プラン:1,284円(税込) 年間プラン:12,984円(税込)

Microsoft 365 Family (2022年7月19日(火)発売開始)

月間プラン:1,850円(税込) 年間プラン:18,400円(税込)

一般法人向けプラン (1ユーザーあたりの金額)

Microsoft 365 Business Basic (旧:Office 365 Business Essentials) ※OfficeはWEBアプリのみ

月間プラン:715円(税込) 年間プラン:7,128円(税込)

Microsoft 365 Apps for business (旧:Office 365 Business)(個人向けのMicrosoft 365 Personalと同等)

月間プラン:1,188円(税込) 年間プラン:11,880円(税込)

Microsoft 365 Business Standard (旧:Office 365 Business Premium)

月間プラン:1,793円(税込) 年間プラン:17,952円(税込)

Microsoft 365 Business Premium (旧:Microsoft 365 Business)

年間プラン:28,776円(税込)

ざっとプランをまとめましたが、個人向けはプランが1つのみで、法人向けの「Microsoft 365 Apps for business」が同等の比較対象となっています。

法人向けだと「Microsoft 365 Business Basic」が一番安いですが、デスクトップアプリ版のOfficeが使えず、WEBアプリ版しか使えないのでOfficeの利用が目的の場合は選んではいけないプランです。

金額を見てみると、法人向けプランの方が個人向けプランより年間1,104円も安いことが分かります。

また、法人個人含めどのプランも年間プランの方がお得で月間プランだと割高になってしまいます。

金額で判断するならどっちがお得?

圧倒的に法人向けプランがお得です!

月間プランは割高なので、年間プランで契約するのがオススメ

個人でも法人向けプランを契約できるのでご安心ください!

余談:「Microsoft 365」は値上げする可能性がある

「Microsoft 365」は常にアップデートして品質向上に努めています。そのため、さらなるサービス向上のために値上げをする可能性があります。

2022年2月現在、2022年3月1日に一部プランで価格改定が行われるとマイクロソフトからすでに発表されています。

別の記事で紹介しているので、合わせてそちらもご覧ください。

個人向け「Microsoft 365 Personal」が法人向けプランより優れている点

金額がここまで違うともう法人向け一択ではと思ってしまいますが、法人向けのプランよりも優れている点があるので説明します。

まず、個人向け「Microsoft 365 Personal」に含まれているアプリ一覧をご覧ください。

「Microsoft 365 Personal」に含まれているアプリ一覧

・Word

・Excel

・Outlook

・PowerPoint

・OneNote

Teams ※「Microsoft 365 Apps for Business」には含まれていない!

・Access

・Publisher

・OneDrive

WEB会議ツール「Microsoft Teams」のライセンスが個人向けプランに含まれています。

「Teams」は「Microsoft 365 Apps for business」には含まれておらず、「Microsoft 365 Business Standard」から含まれています。

そのため、先述した法人向けプランとの金額差は「Teams」のライセンス分と考えると個人向けを選択するメリットが出てくると思います。

「Microsoft Teams」が含まれているプラン

■ Microsoft Teams Essentials

■ Microsoft 365 Business Basic

■ Microsoft 365 Business Standard

■ Microsoft 365 Business Premium

個人向けは「OneDrive」法人向けは「OneDrive for Business」

個人向けの場合は、「OneDrive」の名称はそのまま変わらず、容量だけ1TBにアップします。

法人向けになると「OneDrive for Business」になり、「OneDrive」とは別のアプリとして認識されます。

そのため、法人向けの「Microsoft365」をインストールして、「Microsoftアカウント」でサインインすれば「OneDrive」と「OneDrive for Business」両方使用できます。

個人向けと法人向けでは紐づけするアカウントが違います

個人向けと法人向けの大きな違いとして、ライセンスを紐づけするアカウントが違う点が挙げられます。

個人向けは「Microsoftアカウント」を利用

個人向けの「Microsoft 365 Personal」は、「Microsoftアカウント」を利用してそのアカウントにライセンスを紐づけます。

そのため、企業で使用する場合はいちいち「Microsoftアカウント」を作成しないといけないため、非常に手間がかかってしまいます。

法人向けは「職場アカウント」を利用

法人向けの「Microsoft 365」は、「職場アカウント」と呼ばれるアカウントを利用します。

ユーザーが自分でアカウントを作成するわけではなく、「Microsoft 365」の管理者がユーザーアカウントを作成します。

「Microsoftアカウント」は管理者が管理することはできませんが、「職場アカウント」は管理することができます。

ライセンスの付与、解除、プラン変更、ユーザー追加、削除がクラウド上で簡単に行うことができます。

ライセンスの数え方は「1人1ライセンス」複数人が1ライセンスを共有して使うのはダメ

「Microsoft 365」は1ユーザーあたり5台までの端末にインストールできるので勘違いしやすいですが、原則「1人1ライセンス」です。

従業員の数(社長含む) = 必要なライセンス数」と考えると楽です。

社長含めて10人であれば、10ライセンス必要ということです。

共有のパソコンで「Microsoft 365」を使いたい場合は「Microsoft 365 Business Premium」が必須

複数人で共有しているパソコンで「Microsoft 365」を利用したい場合は、「共有コンピューターのライセンス認証」ができるプランを選択する必要があります。

Microsoft 365 Business Premium」のみ「共有コンピューターのライセンス認証」に対応しています。

参考:Microsoft 365 Apps に対する共有コンピューターのライセンス認証の概要 – Deploy Office | Microsoft Docs

法人向けは複数人で共有できる「SharePoint Online」が利用できる

法人向けプランにしか搭載されないアプリで最も便利なのが「SharePoint Online(シェアポイントオンライン)」です。

「SharePoint Online」を一言で表すと、「クラウド上の社内共有ファイルサーバー」です。

容量も標準で1TB用意されているので、企業によっては簡単に社内サーバーをクラウド化できます。

「SharePoint Online」の便利さはここでは語りつくせないので、また別の記事で紹介します。

「SharePoint Online」が含まれているプラン

■ Microsoft 365 Business Basic

■ Microsoft 365 Business Standard

■ Microsoft 365 Business Premium

【結論】この使い方ならコレ!用途別おすすめプラン

最後に結論として、「こういう使い方をしたいならこのプランがオススメ!」という風にまとめたいと思います。

Officeだけ使えればいい!他の機能は必要ないよという場合

法人向けの「Microsoft 365 Apps for business」がオススメです!

個人向けの「Microsoft 365 Personal」よりも料金が安いためコストパフォーマンスに優れています。

個人でも法人向けプランを契約することは可能なのでご安心ください。

【個人】OfficeもTeamsも使いたい!という場合

やはり個人向けの「Microsoft 365 Personal」がオススメです!

OfficeもTeamsも使えるので、不便なく使えるはずです。

【法人】Officeを利用して、さらに複数人でファイル共有がしたい!という場合

法人向けの「Microsoft 365 Business Standard」がオススメです!

クラウドの共有ファイルサーバーとしても使える「SharePoint Online」が使えるため、チームや社内全体でファイルの共有が可能です。大プロジェクトごとにチームサイトを作成して限られたメンバーで情報を共有することも可能なので、様々なニーズに応えられるはずです。

【法人】複数人が使う共有のパソコンがあり、そのパソコンでOfficeを利用したい!という場合

この場合は、「Microsoft 365 Business Premium」一択で他に選択肢がありません。

共有のパソコンでOfficeを利用するには、「共有コンピューターのライセンス認証」に対応しているプランを選択する必要があるからです。

料金がかなり高くなってしまうため、永続版のOfficeを検討してみてもいいかもしれません。

【法人】Officeはいらないから「OneDrive」「SharePoint」「Teams」が使いたい!という場合

法人向けの「Microsoft 365 Business Basic」がオススメです!

一つ下のプランに「Microsoft Teams Essentials」というプランがありますが、「Teams」のみしか使えず、料金も100円程度しか変わらないので「Microsoft 365 Business Basic」の方がコスパがいいです。

今回のまとめ

以上が「Microsoft 365」の法人向けと個人向けの違いです。

法人向けの方が個人向けよりも料金が安く済んだり、搭載されているアプリに細かい違いがあったりと、調べてみないと分からない点が多いですね。

それではまた次の記事でお会いしましょうー!

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