【Windows】「Microsoftアカウント」と「ローカルアカウント」の違い メリット・デメリット

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みなさんこんにちは。ふくしまクラウドの編集長(@fkc_door)です。

Windows10以降、ユーザーアカウントは「Microsoftアカウント」と「ローカルアカウント」の2種類存在します。

それぞれに特徴があり、用途によってどちらのアカウントにしたほうがいいというのがあります。

そのため、今回は「Microsoftアカウント」と「ローカルアカウント」についてそれぞれのメリット・デメリットを説明していきます!

ユーザーアカウントとしての「Microsoftアカウント」とは?

まずは「Microsoftアカウント」について説明していきます。

Windowsのユーザーアカウントとしての「Microsoftアカウント」と、Microsoft社が管理している無料の「Microsoftアカウント」が存在するので非常に紛らわしいです。

名前も同じなのが余計混乱してしまいそうですね。

Microsoft社が管理している無料アカウント「Microsoftアカウント」をWindows端末に紐づけたものが、ユーザーアカウントとしての「Microsoftアカウント」です。

最近のMicrosoftは「Microsoftアカウント」を強く推していて、パソコンの初期設定時は「Microsoftアカウント」を作成するよう求めてきます。

■ 無料アカウントの「Microsoftアカウント」作成方法はこちらの記事でまとめています

ユーザーアカウントとしての「Microsoftアカウント」のメリット・デメリット

それでは次に、ユーザーアカウントとしての「Microsoftアカウント」のメリット・デメリットを挙げていきます。

「Microsoftアカウント」のメリット

・「アプリ」や「設定」を保存できるため、パソコンの入替や複数端末利用時に便利

・無料クラウドストレージ「OneDrive」を使える

・「Microsoft Store」で有料アプリやテーマを購入できる

「Microsoftアカウント」の一番のメリットは基本的な設定を保存してくれることです。

これにより、パソコンを入れ替える際の設定時間を短縮できます。

また、1人で複数端末を使用している場合、同じアカウントを利用することで設定やアプリを同期できます。

「Microsoftアカウント」のデメリット

・「Microsoftアカウント」で設定した氏名がそのままユーザー名になるので、第三者に画面を見られると本名が流出する可能性がある

・暗証番号(PIN)が必須になるため、パスワードを覚える必要がある

・個人向けに特化したアカウントなので、法人用途には向かない

対するデメリットは、「Microsoftアカウント」で氏名を本名に設定している場合、ユーザー名も本名になってしまうことです。

気にならない場合はいいのですが、外に持ち運んで利用することが多い場合は気をつけたいところです。

あとは個人向けに特化しているので、会社など業務用には向いていないというのもあります。

「ローカルアカウント」とは?

では次に「ローカルアカウント」について説明していきます。

「ローカルアカウント」はインターネット上のアカウント等と紐づけることなく、端末独自のユーザー名とパスワードで管理するアカウントです。

「ローカルアカウント」はWindows従来のユーザーアカウントです。

特に何の制限もなく、アカウントを作る必要もないため、パソコンを1台だけ所有している方や会社で利用する場合は「ローカルアカウント」を推奨しています。

「ローカルアカウント」のメリット・デメリット

それでは次に、「ローカルアカウント」のメリット・デメリットを挙げていきます。

「ローカルアカウント」のメリット

・ユーザー名を自由に選べてパスワードも必須ではないため、個人~法人まで幅広く使える

・「Microsoft Store」で無料アプリなら購入できる

・サインインパスワードを設定すれば「Microsoftアカウント」と同じように追加でPINも作成可能

「ローカルアカウント」の一番のメリットは、縛りがないため使いやすいことです。

ユーザー名を本名にする必要はないし、パスワードも任意のため業務用ではローカルアカウント一択と言えます。

「Microsoft Store」も無料アプリの購入なら「Microsoftアカウント」いらずなのも何気にメリットです。

「ローカルアカウント」のデメリット

・「設定」を保存できないため、パソコンの入替時にまた設定を行う必要がある

・「Microsoft Store」で有料アプリ・テーマを購入するのに「Microsoftアカウント」が必要

対して「ローカルアカウント」のデメリットは、「Microsoftアカウント」のメリットを逆にしたような感じです。

「Microsoftアカウント」が必要な場面だけサインインすることも可能なので、デメリットにもなっていないのですが・・・。

【まとめ】結局、「Microsoftアカウント」「ローカルアカウント」どっちのアカウントを使用したらいいの?

結論から言います。

1人が複数端末を所有している・パソコンを定期的に買い替える方、もしくは家族でパソコンを共有している方は「Microsoftアカウント」を利用しましょう。

それ以外、1台しかパソコンを所有していない・パソコンをそこまで頻繁に買い替えない方、会社など業務で利用する方は「ローカルアカウント」を利用しましょう!

もう「Microsoftアカウント」で設定を済ませてしまった場合でも、簡単に「ローカルアカウント」に切り替え可能です。

「ローカルアカウント」から「Microsoftアカウント」への切り替えもまた簡単なので、用途によって使い分けましょう。

その辺りはまた別の記事でまとめます。

それではまた次の記事でお会いしましょうー!

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