みなさんこんにちは。ふくしまクラウドの編集長(@fkc_door)です。

Windows11の大型アップデート「23H2」がもうすぐ登場する予定ですが、「23H2」に搭載される機能の一部が利用可能になる更新プログラムが2023年9月27日(水)に公開されました。

そこで今回は「Windows 11 Version 22H2 の累積更新プログラム (KB5030310)」についてまとめていきます！

「Windows 11 Version 22H2 の累積更新プログラム (KB5030310)」の配信時期

「Windows 11 Version 22H2 の累積更新プログラム (KB5030310) 」の配信時期

2023年9月27日(水)

「Windows 11 Version 22H2 の累積更新プログラム (KB5030310)」をダウンロードする方法

Windows11累積更新プログラム(KB5030310)は自動でダウンロードされないため、手動でダウンロードする必要があります。

まず「設定」を開き、左側サイドバーから「Windows Update」をクリックします。

「Windows Update」画面が開くと、「2023-09×64 ベース システム用 Windows11 Version 22H2 の累積更新プログラム (KB5030310) が利用可能です。」と表示されるので「ダウンロードとインストール」をクリックします。

累積更新プログラムのダウンロードが始まるので、完了するまで待ちます。

累積更新プログラムのダウンロードとインストールが完了したら、作業中のファイル等ないか確認して「今すぐ再起動する」をクリックします。

再起動後、累積更新プログラム(KB5030310)が適用されます。

累積更新プログラム (KB5030310)の機能をフルに体験したい場合は「利用可能になったらすぐに最新の更新プログラムを入手する」をオンにしよう

累積更新プログラム(KB5030310)をインストールしただけだと、一部の機能しか解放されません。

大型アップデートに備えて様々な機能を先に体験したい場合は、「利用可能になったらすぐに最新の更新プログラムを入手する」をオンにして追加の更新プログラムを入手しましょう。

「利用可能になったらすぐに最新の更新プログラムを入手する」をオンにすると、「Windows 構成更新プログラム (KB5030509) 」がインストールされます。

インストール後、再起動すれば更新が適用されます。

「Windows 11 Version 22H2 の累積更新プログラム (KB5030310) 」で主に何が変わったのか？

それでは、累積更新プログラム(KB5030310) 、Windows 構成更新プログラム (KB5030509)適用後の変更点を説明していきます。

【Microsoftアカウント限定】「Copilot in Windows」のプレビュー版が利用可能になった

注目のAI機能「Copilot in Windows プレビュー版」が利用可能になりました。

「Copilot in Windows プレビュー版」を利用するには「Microsoftアカウント」でサインインする必要があり、「ローカルアカウント」だとアイコンすら表示されず利用できません。

「Copilot in Windows プレビュー版」を起動するには、タスクバーの「Copilot in Windows プレビュー版」アイコンをクリックするか、「Windowsキー」と「C」キーを同時押しします。

「Copilot in Windows プレビュー版」は画面右側に表示されます。

「Microsoft Edge」の「Copilot」と比べると、ブラウザを立ち上げる必要がないため気軽に利用できます。

ちょっとした調べごとや、パソコンの設定などは「Copilot in Windows」で完結するかもしれません。

「設定」画面に「ホーム」が追加された

Windows11の設定画面に「ホーム」が追加されました。

エクスプローラーの「ホーム」とアイコンが同じで、よく使う設定や推奨の設定に簡単にアクセスできます。

「最近使用した設定」を表示してくれるのは便利な気がします。

タスクバーの「ラベル表示」が可能になり、通知アイコンが追加された

Windows11はWindows10のようにタスクバーに表示されているアイコンのラベル表示ができず、不便でした。

Windows11が登場して早2年近く、ついに今回の更新プログラムでタスクバーの「ラベル表示」が可能になりました。

ラベルを表示させたい場合は、「設定」→「個人用設定」→「タスクバー」→「タスクバーの動作」で「タスクバーのボタンをまとめラベルを非表示にする」を「なし」か「タスクバーに入りきらない場合」に変更します。

また、タスクバーの通知欄に「通知アイコン」が追加されました。

今までは通知が来ているか分かりにくかったですが、通知に応じてアイコンが変化するので分かりやすくなりました。

「エクスプローラー」に「ギャラリー」が追加、「ホーム」の仕様変更など

アップデートのたびに機能が追加されていく「エクスプローラー」ですが、今回も「ギャラリー」という機能が追加されました。

「ピクチャ」に保存されている画像を時系列順に見返せる機能ですが、個人的には不要な機能です。。

また、「ホーム」の仕様が変わって「クイックアクセス」が表示されなくなり、代わりに「推奨」という項目が表示されるようになりました。

「推奨」には今のところOneDriveで編集したファイルの履歴が表示されています。

次に細かい変更点ですが、「エクスプローラー」の右側に「詳細」が追加されました。

今までは「表示」の中に隠れていましたが、かなり主張するようになりましたね。

「詳細」をクリックすると、選択したファイルやフォルダの詳細が表示されるようになります。

従来の「詳細ウィンドウ」にはなかった「共有」ボタンが追加されたため、右クリックしなくても簡単にコンテンツを共有できます。

今回のまとめ

・Windows11の累積更新プログラム「KB5030310」が2023年9月27日(水)から配信開始

・タスクバーのラベル表示や設定画面の項目追加など、様々な機能が追加・変更された

・「利用可能になったらすぐに最新の更新プログラムを入手する」をオンにして「Windows 構成更新プログラム (KB5030509)」もインストールすることでより多くの機能が解放される

今回のまとめは以上の3点です。

アップデート情報は随時確認するので、また追加や変更があったら追記します。

それではまた次の記事でお会いしましょー！

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