【Windows11】プライバシーを守るための設定を変更する方法その2「診断&フィードバック」
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「プライバシーとセキュリティ」って設定項目があるんだけど、個人情報とか送信されてない?大丈夫なの・・・?
みなさんこんにちは。ふくしまクラウドの編集長(@fkc_door)です。今回は「設定」アプリの中の「プライバシーとセキュリティ」から、プライバシーを守るための設定について説明します。いくつか設定項目があるので、記事を分けています。
今回はその2ということで、「診断&フィードバック」について説明します。
↓↓↓ その1はこちらから ↓↓↓
「プライバシーとセキュリティ」とは?
「設定」アプリで設定できる項目の一つ。アプリごとのアクセス許可を設定したり、データの収集や診断データをマイクロソフトに送信するか決めたり、色々なプライバシーの設定が変更可能です。
Windows診断データのオプション項目をMicrosoftに送信しないようにできる
閲覧したWebサイトに関する情報を用いた診断データをMicrosoftが使用できないようにできる
目次
【Windows11】「診断&フィードバック」へのアクセス方法、項目の詳細
まず「設定」を開き、「プライバシーとセキュリティ」をクリックします。
次に、Windowsのアクセス許可の中の「診断&フィードバック」をクリックします。
「診断&フィードバック」画面が表示されたら、いくつかの項目が表示されます。上5つ赤枠で囲んでいるのが「診断」で、下の赤枠が「フィードバック」です。では、詳しく見ていきましょう。
「診断データ」について
「診断データ」をクリックすると、閉じたタブが開き詳細が確認できます。
・必須の診断データを送信しています
→Windowsを保護し、正しく最新の状態で使用してもらうために一部のデータがMicrosoftに送信されるようです。
この設定は必須となっており、オフにすることができません。
・オプションの診断データを送信する
→閲覧したWebサイトやアプリの診断データを送信するとWindowsの向上に役立てるようです。
利用データが送信されるのが嫌だと感じる方はオフにしましょう。筆者はオフにしました。
「手書き入力とタイプ入力の改善」について
「手書き入力とタイプ入力の改善」をクリックすると、閉じたタブが開き詳細が確認できます。
・手書き入力とタイプ入力の改善
→キーボードでタイプした文字や手書きで入力した文字のデータをMicrosoftに送信すると言語機能を改善できるようです。
自分で入力した文字が診断データとしてMicrosoftに送信されるのが嫌だと感じる方はオフにしましょう。筆者はこれもオフにしました。
「カスタマイズされたエクスペリエンス」について
「カスタマイズされたエクスペリエンス」をクリックすると、タブが開き詳細を確認できます。
・カスタマイズされたエクスペリエンス
→Microsoftがヒントやおすすめ、広告などを表示してくれますが診断データを利用するとより効果的な提案をしてくれるようです。
その1で「おすすめのコンテンツ」について記載していますが、それと関連しているようです。ここもオフにしておくと、診断データが利用できなくなるのでプライバシーを守れます。
【Windows11】プライバシーを守るための設定を変更する方法その1
「診断データを表示する」「診断データを削除する」について
「診断データを表示する」「診断データの削除」をクリックしてタブを開きます。
診断データビューアーとは?
診断データ ビューアーは、デバイスから Microsoft に送信される Windows 診断データを確認できる Windows アプリです。送信されるデータは、Microsoft がデータを使用する方法に基づく、わかりやすいカテゴリに分類されます。
引用元:診断データ ビューアーの概要 (Windows 10 および Windows 11) – Windows Privacy | Microsoft Docs
検証のため「診断データビューアー」をインストールして見てみました。かなり細かく診断データが表示されましたが、恐らく通常の利用で見ることはないと思います。ディスク領域を最大1GB使用するとのことなので、容量がもったいないと感じる方はオフにして問題ないです。
「診断データの削除」で「削除」をクリックすればデータが消えるので、気になる方は削除しましょう。
「フィードバック」について
Windowsが改善のための意見を求めてくれて、その頻度を選択できます。
今のところ意見を求められるケースはないですが、面倒と感じる方は「常にオフ」に変更しましょう。
今回のまとめ
以上が 「プライバシーとセキュリティ」の「診断&フィードバック」についてです。
意外と色んな情報がMicrosoftのサーバーに送信されていることが分かりますね。もちろん悪いことではなく、よりよくしていくための情報収集です。
その上でデータを送信しないように変更できるようにしている点が、プライバシーを尊重しているなと感じます。
ふくしまクラウドでは他にもWindowsの基本機能をまとめているので、あわせてご覧ください。
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