【在庫があるVPNルーターをお探しの方必見!】新しくなったサクサの「ZC1000Ⅱ」が狙い目

※ 当サイトはリンクにプロモーション、アフィリエイト広告が含まれています。

2022年2月現在、半導体不足の影響は未だ続いており、業務用のVPNルーターも影響を受けています。

今まで発注すれば数日で届いていた製品が、今は物がない状態で入荷未定の状態です。

みなさんこんにちは。ふくしまクラウドの編集長(@fkc_door)です。

今回は品薄が続く「業務用VPNルーター」について取り上げます。

例えば本社でVPNルーターを使用していて、営業所を増やすとなった時には新たにVPNルーターを購入する必要がありますが、物がなければ計画も止まってしまいます。

万が一ルーターが壊れると会社では業務が止まってしまい、拠点間接続でVPNを利用していた場合、拠点間の接続もできなくなってしまいます。

物がないというのは恐ろしいですね。。業務用VPNルーターで有名なのはヤマハの「RTX830」だと思いますが、ネット上でも全く在庫がない状況です。たまに在庫が復活しますが、品薄なので定価以上の価格で販売されることもあります。

サクサのVPNルーター「ZC1000Ⅱ」がありますよ!

そんな状況の中でも、頑張って製品を提供してくれているメーカーがあります。

ビジネスホンで有名なサクサです。

中小企業向けのネットワーク機器を製造販売していて、VPNルーターも手掛けています。

半導体不足の影響を受けつつも、確認したところ少しずつ在庫も復活している様子(2022年2月1日現在)

今回紹介するのは2021年10月に販売開始されたサクサの新製品、リモートVPNルーターZC1000Ⅱ」です!

「ZC1000」と比べて何が変わった?

「ZC1000」の時点で業務用VPNルーターに求められる機能はほとんど備えていましたが、「ZC1000Ⅱ」になって何が変わったのでしょうか。

iPv6の対応」と「NATセッション数が16,384→32,768に倍増」の2点です。

それ以外は「ZC1000」と変わらずということで、新製品というよりはマイナーチェンジといった印象。

でも「NATセッション数」が増えるだけでありがたいです!

クラウドサービスが普及している現在では「NATセッション数」は非常に大事です。「ZC1000」のNAT数だと、中小企業でもパソコンの台数が多くなってくるとNAT不足になる可能性が高く、2倍になったことでより安定するようになるはずです。

「NATセッション数」ってなに?

ルーターを通してインターネットに接続する際に使用され、外部ネットワークに繋がるよう自動的に変換してくれる機能を「NAT」といいます。1端末繋げたら1セッションというわけではなく、アプリやサービスごとに30~100セッションくらい使用します。1端末だけで数百セッションは使うというイメージを持っておくと分かりやすいです。「NATセッション数」の上限に達すると、インターネットには接続できているのにデータが受信できなくなったり、WEBサイトが閲覧できないといったトラブルが発生することがあります。そのため「NATセッション数」は多いに超したことはないです。

クラウドで設定を管理、リモートでトラブル対応できるのがすごすぎる…

「ZC1000」と同様、クラウド上でルーターの設定が可能です。

事前に設定をクラウドサーバーに入力  現地でルーターを立ち上げ、プロバイダー情報を入力してインターネットに接続  クラウドサーバーに接続して設定をダウンロード  設定完了!

作業は上記のような流れです。面倒なVPN設定も設定いらずで自動で組んでくれるため、システム管理者にとって非常に便利な製品となっています。

現地で接続した後も、設定変更はクラウド上で行うため現地訪問いらず、リモート対応可能な点もポイントが高いです。

遠隔で「再起動」や「VPNの有効化・停止」も行えるのでトラブル対応も可能です。

ここまでクラウドで完結して設定も簡単な製品は他にないと思います。

拠点間VPNを最大20拠点組める!

VPNルーターということでVPNの性能が気になるところ。

IPsecスループット」が最大800Mbit/sで、「拠点間VPN接続数」は最大20拠点です。

速度や拠点数は「ZC1000」と変わりないですが、必要十分でしょう。

他社製品だとギガの速度が出る製品もありますが、そこまで差は感じません。

拠点間VPNも20拠点まで組めるので、企業のニーズに応えられるはずです。

「リモートVPN接続アプリ」を利用してテレワーク可能!しかも無料

「ZC1000」から変わらぬ特徴として、本製品だけでテレワークが可能です!

リモートVPN接続アプリ」が用意されていて、アプリを利用して遠隔地か会社のネットワークにアクセスすることが可能です。

リモートアクセスするユーザーは30人まで登録可能で、同時に接続できるのは10人までとなっています。

他社ではリモートアクセスは有償のオプション機能というケースが多いですが、「ZC1000Ⅱ」はなんと無料で利用可能です・・・!

クラウドも無料だしリモートVPNも無料と、どれだけユーザーに優しい企業なんですか・・・!

設定に「販売店登録」が必要なのがデメリット・・・?

デメリットを上げるとすれば、設定にサクサの「販売店登録」が必要なことでしょうか。

しかし納品業者が販売店で、設定まですべて行うケースが大半だと思うので問題ないでしょう。

「ZC1000Ⅱ」の外観、箱の写真

業務用製品なので箱はシンプルです。

箱を開けるとこんな感じです。「LANケーブル」が付属しているのは地味に嬉しいです。

スタンドを付けて縦置きにした状態。パネル前面がアルミ調になっていてカッコいいです。

機器背面はこんな感じです。一般的なルーターと同じで「LANポート」が4か所用意されています。

壁固定用の穴があるのでラック内に収容可能です。ルーターだと壁掛けできない製品も多いので助かりますね。

「ZC1000Ⅱ」の金額はいくら?

メーカー標準価格が88,000円(税別)です(法人向けのため税別表記になっています)

「ZC1000Ⅱ」はどこで購入できる?

「ZC1000Ⅱ」は業務用機器なので、サクサを取り扱っている販売店から直接購入する形になります。

販売店が身近にいない場合は、「サクサお客様相談室」に連絡すると販売店を紹介してくれるようです。

※ 在庫は時期や場所によっても異なり、状況によっては無い場合もあります。

今回のまとめ

半導体不足の影響はまだまだ続くと言われているので、VPNルーターを検討している方は「ZC1000Ⅱ」を検討してみてはいかがでしょうか。

もちろん、「ZC1000Ⅱ」も場合によっては欠品する可能性もありますが、今のところ大丈夫そうです。

もし欠品情報が出てきたら追記します。。

それではまた次の記事でお会いしましょう~!

\この記事が役に立ったらシェアお願いします!/