【2022年版】テレワークを始めるために必要な最初の一歩とは?サポートする側の立場から説明します!【まとめ】

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みなさんこんにちは。ふくしまクラウドの編集長(@fkc_door)です。

2022年1月現在、再びテレワークへの関心が高まってきたように感じます。ここ福島でも企業からテレワークの相談を受けるようになりました。

昨年度はとりあえず急ぎでテレワーク環境を構築して、各自手探りでこなしていましたが、知識と経験が増した今ならよりよいテレワーク環境を提案できるのでは・・・と思い、記事としてまとめることにしました。

そもそも「テレワーク」とは?

テレワークとは、場所や時間にとらわれない働き方のことを言います。

働く場所によって「在宅勤務」「モバイルワーク」「サテライトオフィス勤務」「ワーケーション」など分類されますが、それらを含めてテレワークです。

テレワークの分類まとめ

・在宅勤務・・・自宅での勤務

・モバイルワーク・・・移動中やカフェなど外出先で働く形態

・サテライトオフィス勤務・・・本社から離れた場所で働く形態

・ワーケーション・・・非日常の土地で仕事を行う形態

テレワークは「社会」「企業」「労働者」に対して様々な良い効果をもたらすと言われています。

「社会」には働き方改革で労働人口の確保、生産性の向上が期待できます。

「企業」にはBCP(非常時の業務継続)の確立、業務のデジタル化を一歩先に進める(DX)効果が期待できます。

「労働者」には通勤がなくなるので様々な働き方が実現できる、今までは難しかった育児、介護、治療との両立が期待できます。

参考サイト:総務省|ICT利活用の促進|テレワークの推進 (soumu.go.jp)

ワーケーション」も最近注目されてきて、観光を楽しみながらその土地で仕事を行うことで心の健康や生産性を高め、より良いワークライフバランスを実現できると言われています。

参考サイト:ワーケーションとは? – 【公式】(一社)日本ワーケーション協会 -Japan Workcation-

メリットだらけの「テレワーク」がなぜ当たり前にならないのか?

テレワークにはメリットしかないように思えますが、本当にテレワークで生産性が向上してワークライフバランスも充実するのならすべての企業で当たり前に導入するはずです。

しかし現実はそうではなく、特に地方におけるテレワーク人口はかなり少ないと個人的に感じます。

それは、テレワークの実現を阻む大きな障害が存在するからと筆者は考えています。

そもそもテレワークできる職種ではない

一番の障害はこれでしょう。「エッセンシャルワーカー」と呼ばれる日常生活に必要不可欠な仕事を担う方々は職場を離れて働くことができません。

パソコンやITに詳しい人材が社内にいないためシステムを構築できない

テレワーク用の便利なソフトウェアやサービスは数多く存在しますが、社内に情報システム部門やパソコンに詳しい方がいないと使いこなせず、そもそも導入にすら至りません。

導入から社内教育、トラブル時のアフターフォローまで全て面倒を見てくれる業者がいればいいですが、それも中々難しいのが現実です。

テレワークを導入することでむしろ生産性が落ちて業績が下がる恐れがある

仕事のデジタル化を進めることが生産性向上になるという意見には概ね同意ですが、顔を突き合わせて仕事をすることの大事さも分かります。人と対面して話すと安心するし、対面での何気ない雑談からビジネスに繋がったりします。

総務や事務だけテレワークできて、テレワークできない現場から不平不満が上がり結局テレワーク自体がなくなった・・・という話も聞きます。

「0→100」ではなく、「0→1」最初の一歩を踏み出そう!!

そこで、テレワークを100%導入するのではなく、テレワークを全く導入していない「0」の状態から最初の一歩「1」を踏み出すのはいかがでしょうか。

先に書いたように、すべての企業がテレワークを100%導入するのは不可能です。無理やり実現しようとするとどこかで必ずしわ寄せが来て崩壊してしまいます。

しかし「0→1」、例をあげると「ほんの一部の業務だけテレワークにする」、「ビジネスチャットを利用して遠隔でのコミュニケーションに慣れる」、といったことなら実現できる気がしませんか?

そんな最初の一歩を踏み出すために最適なサービスを紹介していきます。

職場のパソコンをリモートで操作できるソフト「RemoteView」

パソコン遠隔操作なら簡単・即時導入のRemoteView (rview.com)

ほんの一部の業務をテレワークにする」手助けとなるのが「RemoteView」です。

職場のパソコンにアプリをインストールすることで、自宅のパソコンから遠隔操作できます。

自宅のパソコンでは職場のデータなどは保存されず、管理者が操作ログや履歴を確認できるためセキュリティ面も安心です。

無料で似たようなサービスは多くありますが、安価でセキュリティがしっかりして管理者がユーザーに対して権限を細かく設定できる点が魅力的です。

中小企業向けのビジネスチャット「ChatWork」

Chatwork – 中小企業向けビジネスチャット 国内利用者数No.1

テレワーク時は対面で話せないので、チャットを利用してコミュニケーションを取りましょう。

数あるチャットアプリの中でも国内利用者数No.1の「ChatWork」がオススメです。

ビジネス向けなのでセキュリティがしっかりしていて、操作も直感的で分かりやすく簡単に使いこなせます。

部署ごとにグループを作成したり、社内全体でグループを作成して業務の進捗報告やリモート会議などもできます。

現場の写真をスマートフォンで撮影してチャットに送り、現場の状況を社内で共有するという使い方も可能です。

無料版でも十分使えるので、まず利用してみてはいかがでしょうか。

自宅にインターネット環境がない方でも大丈夫!「ドコモ 5Gホームルーター home 5G」

テレワークしたいけど自宅にインターネット環境がない、光回線は時間もかかるし工事代も高いのでできれば避けたいという方向けにホームルーターをオススメしています。

工事不要でコンセントに挿すだけでWi-Fiが使えるようになります。ホームルーターはキャリアのネットワークを利用してインターネットに接続します。「home 5G」はドコモの回線を利用するため快適に繋がります。

注意点として、契約した住所でないと利用できないため外に持ち出して利用することはできません。

Wi-Fiの短期利用ならレンタルが安く済みます

一時的にインターネット環境を整えたい場合はレンタルという選択肢もあります。

ホームルーターを契約すると月額費用の他に端末代が必要になったり、契約期間の縛りが存在するプランも中にはあります。

レンタルだと端末代が含まれず、短期利用(1か月以内)なら格段に安く利用することができます。

早ければ注文して数日で機器が届くので、急いでいる方にもオススメです、

テレワーク用にパソコンを探しているなら

パソコン工房のお得なキャンペーン

テレワーク用にパソコンを調達しなくてはいけなくなった場合に、オススメのサイトを紹介します。

パソコン工房」はゲーミングPCや自作用のパーツ販売等が有名ですが、実はビジネス向けのパソコンも展開しています。それなりに安く、スペックもある程度カスタマイズして選べるため用途に合ったパソコンを購入できます。

「RemoteView」を利用する場合、操作する側のパソコンは性能高くなくてもいいので安価なシリーズでも問題ないです。参考:パソコン工房ノートパソコン

今回のまとめ

以上が「2022年版テレワークのまとめ」です。いかがだったでしょうか。

まず最初の一歩を踏み出してほんの少しテレワークを進めることが重要だと考えています。

階段も段差を飛ばして上ると足を踏み外す危険があります。一段一段、地に足をつけて進んでいけばいずれ来るDX時代にも適応できるはずです。

それではまた次の記事でお会いしましょう!

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