【もう迷わない】PD対応ケーブル、充電器の選び方【種類別まとめ】

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みなさんこんにちは。ふくしまクラウドの編集長(@fkc_door)です。

前回は充電の新規格「USB PD」について説明しました。

USB PD (パワーデリバリー)の超急速充電を行うには、充電する機器がUSB PDに対応していることはもちろん、USB PDに対応しているケーブル・充電器を使う必要があります。

でも、どんな製品を買ったらいいのかが分からない・・・お悩みの方も多いと思います。

そこで今回は充電機器の種類別におすすめの製品を紹介します!

■ 「USB PD」規格についてはこちらの記事でまとめています

スマートフォンを超急速充電したい場合 (必要W数:約20W)

スマートフォンを超急速充電したい場合は、「最大60WのPD対応USBケーブル」、「20WのPD対応充電器」の組み合わせがおすすめです。

iPhone (主な対応機種:8以降)対応のUSB PDケーブル

iPhoneはまだ充電端子が「USB Type-C」に対応していないため、片側のみ「USB Type-C」、充電側が「ライトニング」のケーブルが必要です。

Appleが安全性や性能を認めた「MFi認証」を取得しているケーブルを選ぶと間違いないです。

「高耐久ナイロン」か「シリコン」を採用しているケーブルは折り曲げに強く断線しにくいです。

ケーブルがよく断線してしまう方は使用している素材にも要注目です。

当サイトでおすすめしているiPhone対応のUSB PDケーブルは、Ankerの「PowerLine Ⅲ Flow USB-C & ライトニングケーブル」です。

シリコン素材を採用していて柔らかいため、バッグの中に入れても絡みにくいのが特徴です。

MFi認証も取得していて耐久性も高く、約25,000回の折り曲げにも耐えるため断線の心配がなく安心して使用できます。

カラーバリエーションも8色と豊富なので、好みのケーブルが見つかるはずです!

iPhone15に対応しているUSB PDケーブル

2023年9月22日に発売されるiPhone15から、充電ケーブルがライトニングからType-Cに変わりました。

そのため、iPhone15を購入したら両側がType-CのUSB PDケーブルを使う必要があります。

当サイトでおすすめしているiPhone15対応のUSB PDケーブルは、Ankerの「PowerLine Ⅲ USB-C & USB-Cケーブル」です。

iPhone15は20WのPD充電に対応しているため、60Wに対応しているPDケーブルを選べば問題ありません。

ただ、紹介したケーブルはUSB2.0で最大転送速度が480Mbpsしかないため、iPhone15 Proの高速データ転送は体験できません。

あくまで充電専用ケーブルと割り切りましょう。

Android対応のUSB PDケーブル

AndroidのPD対応機器は充電端子がUSB Type-Cなので、両側がType-CのUSB PDケーブルを使いましょう。

当サイトでおすすめしているAndroid対応のUSB PDケーブルは、Ankerの「PowerLine Ⅲ USB-C & USB-Cケーブル」です。

100W対応のケーブルよりも安価で高耐久とコストパフォーマンスが高いのが魅力的です。

スマートフォン対応のPD充電器

iPhoneかAndoridかでケーブルは異なりますが、充電器側はどちらもType-Cなので共通の充電器が利用できます。

スマートフォンを超急速充電できるおすすめの充電器は、エレコムの「20W PD対応充電器 EC-AC09WH」です。

最大20Wまでの充電に対応しているため、スマートフォンであれば必要十分です。

また、コンセントプラグを折りたためるので持ち運びにも適しています。

■ こちらの記事で紹介しているPD充電器もおすすめです!

タブレットを超急速充電したい場合 (必要W数:約30W)

タブレットを超急速充電したい場合は、「最大60WのPD対応USBケーブル」、「30WのPD対応充電器」の組み合わせがおすすめです。

iPad (主な対応機種:充電端子がライトニングのiPad 9世代、iPadmini 5世代)対応のUSB PDケーブル

最新のiPadシリーズは充電端子がType-Cになったためケーブルが共通化されましたが、PD対応した当時の機種はライトニング端子のままです。

先ほど紹介したUSB PDケーブルと同じ、Ankerの「PowerLine Ⅲ Flow USB-C & ライトニングケーブル」がおすすめです。

最新機種のiPad、Androidタブレット対応のUSB PDケーブル

iPadも最新機種は充電端子がType-Cになったため、Androidタブレットと共通のケーブルが使えます。

こちらも先ほど紹介したUSB PDケーブル同様、Ankerの「PowerLine Ⅲ USB-C & USB-Cケーブル」がおすすめです。

タブレット対応のPD充電器

タブレット端末はスマートフォンよりも必要W数が高く、約30Wの出力が必要です。

タブレットを超急速充電できるおすすめの充電器は、エレコムの「30W PD対応充電器 MPA-ACCP26WH」です。

20Wのものより少し大きいですが、それでも十分小型なので持ち運べます。

20Wのものと同様コンセントプラグが折りたたみ式なのも嬉しいポイントです。

ノートパソコンを超急速充電したい場合 (必要W数:約45~65W)

ノートパソコンを超急速充電したい場合は、「最大100WのPD対応USBケーブル」、「65WのPD対応充電器」の組み合わせがおすすめです。

一般的なPD対応ノートパソコンは30Wあればギリギリ充電できますが、それでは出力が弱いためやはり65W必要です。

ノートパソコン対応のUSB PDケーブル

ノートパソコンになってくると必要なW数が多いため、最大100W対応のUSB PDケーブルを使用しましょう。

ノートパソコンだと「USB Type-C」端子と「Thunderbolt」端子の2種類存在しますが、形状は同じType-Cなのでケーブルを分ける必要はありません。

当サイトでおすすめしているノートパソコン対応のUSB PDケーブルは、Ankerの「PowerLine Ⅲ Flow USB-C & USB-Cケーブル」です。

ノートパソコンを外に持ち運んでカフェ等で充電する場合、ケーブルはバッグの中に入れると思いますが、通常のケーブルは絡んでしまい面倒です。

柔らかいシリコン素材のケーブルなので絡みにくく、ノートパソコン用の最適解と言えます。

ただし、映像出力には対応していないのと、データ転送が「USB 2.0」と遅いため、充電専用のケーブルとして利用しましょう。

ノートパソコン対応のPD充電器

一般的なノートパソコンを超急速充電するには約45~65W必要なので、最大65W対応のPD充電器を選びましょう。

ノートパソコンを超急速充電できるおすすめの充電器は、Ankerの「Anker Nano Ⅱ 65W」です。

PD充電器といったらAnker Nano Ⅱというくらい王道です。

次世代の半導体「GaN(窒化ガリウム)」を搭載しているため、高出力と小型化を両立しています。

手に取って持ってみると分かりますが、塊感がすごく、エネルギーがぎゅっと詰められたような感覚を感じられます。

■ こちらの製品は過去記事でも紹介しています!

■ 過去記事で紹介しているこちらのPD充電器もおすすめです!

クリエイター向けハイスペックノートパソコン(対応機種:Macbook Pro等)を超急速充電したい場合(必要W数:約100W以上)

USB PDの仕様改定で最大240Wまで対応したため、クリエイター向けのハイスペックノートパソコンも将来的に超急速充電できるようになるはずです。

2022年12月現在では、100WあればMacbook Pro 16インチがフルスピードで充電できます。

将来に目を向けて、「最大240WのPD対応USBケーブル」、「140W対応のPD充電器」の組み合わせを紹介します。

240W対応のUSB PDケーブル

エレコムから240W対応のUSB PDケーブル「U2C-CCPE20NBK」が発売されています。

USB-IFの正規認証品なので安心して使用できます。

140W対応のPD充電器

2022年12月現在、最大140W対応のPD充電器「Anker 717 Charger( 140W )」が発売されています。

140W対応ともなるとかなり大きくて重くなりますが、それでもACアダプターに比べると非常に小さいのが驚きです。

【PD対応機器選びに迷ったら】大は小を兼ねる!おすすめの組み合わせ

ここまで様々なタイプのPD対応ケーブル、充電器を紹介してきました。

機器選びに迷ったら、「100W対応USB PDケーブル」、「65W対応PD充電器」を購入するのがおすすめです。

USB PDは出力を自動的に調整してくれるため、高出力のケーブル、充電器を持っておけばスマートフォン、タブレット、ノートパソコンまとめて一つのケーブルで充電可能です。

大は小を兼ねると言いますし、迷ったら下記製品を参考にしてください。

iPhone用にまずAnkerの「PowerLine Ⅲ Flow USB-C & ライトニングケーブル」!

待望のType-Cに対応したiPhone15を購入したらAnkerの「PowerLine Ⅲ USB-C & USB-Cケーブル」!

Android、タブレット、ノートパソコン用にAnkerの「PowerLine Ⅲ Flow USB-C & USB-Cケーブル」!

スマートフォン、タブレット、ノートパソコンを充電できるPD充電器は、Ankerの「Anker Nano Ⅱ 65W」!

現場からは以上です!

今回のまとめ

・USB PDは充電したい機器によっておすすめのケーブル、充電器が異なる

・スマートフォンなら20W、タブレットなら30W、ノートパソコンなら65Wが一つの目安

・大は小を兼ねるので、迷ったら「100W対応PDケーブル」「65W対応PD充電器」を選べば色々と捗る

今回のまとめは以上の3点です。

それではまた次の記事でお会いしましょー!

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