【経営者必見】UTMってなに?小規模中小企業にこそ必要な理由!

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世間を騒がせているマルウェアについて

最近、いろんなコンピューターウイルスの被害にあった企業のニュースを聞きませんか?

企業の大切な情報を盗んだり、データにアクセスできないようにして身代金を要求したり、取引先からのメールと思わせて添付ファイルにウイルスが仕込まれていたり・・・とにかく様々な脅威がインターネットの世界にはあります。業界ではそういった様々なコンピューターウイルスを総称して、マルウェアと呼んでいます。

パソコンにセキュリティ対策ソフトを入れている方は多いと思います。セキュリティ対策ソフトが働けば、パソコンに侵入してきた マルウェア を防ぐことができます。

しかし、パソコンにマルウェアが侵入してきたということは、同じネットワークに存在する他のパソコンにも矛先が向いている可能性が非常に高く、もし一台でもマルウェアに感染してしまったらせっかくセキュリティ対策ソフトを入れていても意味がなくなってしまいます

感染したパソコンから情報が流出したり、感染源となり他のパソコンにウイルスを伝染させてしまうからです。

「では、マルウェアを防ぐにはそもそもパソコンまで到達させなければいいのでは・・・?」

そうです。パソコンに到達する前、社内のネットワークに入ってきた瞬間に対処すればその先にある端末はすべて守られます

でも、そんな都合のいいものなんてあるの?

UTMが門番となって社内ネットワークを守ります!

まさに、UTMがその役割を果たしてくれます!

まずUTMを簡単に説明すると、色々なセキュリティ機能がオールインワンになっている便利な箱です。正式名称は「Unified Threat Management」といい、頭文字を取ってUTMと呼ばれています。ちなみに英語の意味は「統合脅威管理」です。あんまりピンと来ない言葉なので自分の言葉で置き換えて説明しました。

UTMをネットワークの端っこに設置すると、社内に侵入してこようとするマルウェアをその場で捕らえて隔離してくれます。通常のインターネットによる通信などはもちろん通してくれるため、業務にも支障をきたしません。

いわゆるネットワークの門番ですね。

UTMの主な機能について

UTMはセキュリティ対策機能が豊富に含まれています。

代表的なものを簡単に説明していきます。通常であれば別々のセキュリティ対策機器が必要ですが、UTMであれば1台でまかなえます。

アンチウイルス

これがないとセキュリティ対策は始まりません。どのUTMにも搭載されていて、どのエンジンを使うかで差別化されています。セキュリティ対策ソフトと同様、常にバージョンアップしていきます。

Webフィルタリング

インターネットを閲覧しているとき、ウイルスと遭遇する確率が高いです。この機能があることで危険なサイトや情報漏洩に繋がるフィッシング詐欺サイトへのアクセスを遮断して守ってくれます。

アンチスパム

迷惑メールは増える一方で、対処に困っている方は多いと思います。アンチスパム機能は迷惑メールかどうかを判断して、件名の前に「SPAM」とタグ付けしてくれます。SPAMと付いているメールは警戒するといった心構えを持てるようになります。

IPS/IDS機能

外部から不正な通信がないか常時監視して、不正な通信を確認すると警告や遮断をしてくれる機能です。

ファイアウォール

ネットワークの通信で、通信をさせるかどうか判断して問題なければ許可、怪しければ拒否してくれる機能です。

どうして小規模中小企業に必要なの?

UTMの機能が分かり、おそらく多くの人が大企業向けの製品と考えたと思います。

実際UTMを導入しているのは大企業が中心で、小規模中小企業ではまだまだ導入が進んでいないのが現状です。

なぜ「小規模中小企業」にこそUTMが必要なのでしょうか?ざっくりと説明します。

小規模中小企業にこそUTMが必要な理由

・ サイバー攻撃 は大企業のみならず小規模中小企業も標的としている。それはなぜ?

・パソコンの中身には自分が認識していないだけでかなりの個人情報が詰まっているから。取引先のメールアドレスやメールの履歴、PDF化した見積や書類など、すべて重要な個人情報です。

・データが破壊されると業務に影響が出る、個人情報が流出したら企業としての信頼が落ちる、その後の対応に多額のお金がかかるの三重苦です。

・といっても小規模中小企業では情報システム部門を置ける余裕や人員がいないため対応しきれない。セキュリティ対策ソフトを導入しているだけのところが大半。

・UTMは管理者不要、パソコンに詳しい人がいなくても大丈夫。だから小規模中小企業にこそUTMが必要。である。

小規模中小企業がUTMを導入する上でハードルになる部分は?

小規模中小企業にもUTMが必要となんとなく感じていただけたでしょうか。。では次は、UTMを導入するにあたってハードルになるなと感じている部分を説明します。

「でも結局、お高いんでしょ?」

「セキュリティ対策ソフトと同じで、更新費用がかかるんじゃないの?」

「UTMを導入したらセキュリティ対策ソフトはいらなくなるの?」

こんな疑問を持たれると思います。こういう書き方だと「いやいや、そんなことはありません!」となりそうですが、導入費用は高くて更新費用もかかってセキュリティ対策ソフトも必要です!

UTMはいくらぐらいするの?

これが一番のハードルと思います。

UTMは物にもよりますが、当サイトで取り扱っているUTMだと定価100万近いです。

もちろんそこから値引きは入りますが、高い買い物です。。

更新費用もかかるの?

導入費用のほかに、セキュリティ対策ソフトと同様更新費用が発生します。

これはUTMによって考え方が違いますが、1年ごとにライセンス更新が発生したり、最初から5~7年のライセンスが含まれているものがあったりします。それによって金額ががらっと変わってくるので、ライセンスの期限についてしっかりと確認しておくことをおすすめします。

物によっては最大更新期限が決まっていて、それを過ぎると更新ができず本体入替になるパターンもあります。

セキュリティは更新できてもUTM自体の性能は更新できないので、本体入替は致し方ない部分があります。。

セキュリティ対策ソフトをどうして併用しないといけないの?

UTMがネットワークをすべて守ってくれるなら、セキュリティ対策ソフトはいらないんじゃないの?

そう思いますよね。。UTMは外からの攻撃や侵入に対しては強力ですが、中からの攻撃や侵入に対しては無力です。

例えばUSBメモリにマルウェアが仕込まれていて、パソコンにそのUSBメモリを刺したらUTMを導入していても感染してしまいます。。

そのため、パソコン自体にもセキュリティ対策ソフトを導入して二重に防御する必要があります。

導入している企業はリース契約が多い

「あー・・・やっぱりお高いんだ・・・」そんな声が聞こえてきそうですが、お金はどうしてもかかってしまいますね。。そのため、UTMを導入している企業はリース契約が多いです。

リース契約は契約期間が決まっているので、有効期限が決まっているUTMと相性が良いです。

ふくしまクラウドで取り扱っているUTM

サクサ 「SS7000

UTMは海外製が有名でシェアを占めていますが、SS7000は日本製です。ビジネスホンのメーカーとして有名ですね。

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